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rule of seas

Author:rule of seas
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第184話 『ココンコンコン』
「親方
ちょうど今
親方の話をしていたんですよ」

「ほぉ~
なんのはなしかのぉ~」


「このお客さんが
船好きらしくて
いろいろ
親方にききたいらしいんだよ」


「ほぉ~
そこのお若いの
何が聞きたいんだね」

「あ、あ、あ
はじめまして
僕は
船が好きで…」

船匠といえば…

もっとこう…
頑固親父で
無口で
ちょっと話しかけたら怒られる

そんなイメージ

でも…
この
見た目
頭が切れそうで
物腰のやわらかい
優しいおじいさん

(ごめんなさい…)

のギャップは
想像していなかった…
意表をつかれ
出遅れた…


「船が好きは聞いたよ
で、なんだい?」

「船釘って
どうやって打ち込むのかなと思いまして…」

「ほほぉ~
じゃ
打ってみようか」

親方は
おもむろに
反り返った長さ10cmくらいの
鉄の釘と
ポンチ見たいなものと
トンかちを
手に取った

「この釘が
「ふなくぎ」といって
船の板と板をつなぐ釘さ」


木と木の
合わせ面に
穴が開いていて
そこに
その船釘をセットした

「そして
この溝に合わせて
船釘をうつんじゃよ」


ココンコンコン
コココココン

小気味よい
金属の音が
作業場いっぱいに
広がった

「いや~
さすが親方だ
このリズムがなかなか
できないんだよ」


「はぁ~
でも、まず
この溝自体
どうやったんですか?」


僕は
リズムがどうというよか

こうやって
1人の人間が船を作れる事実
どうやって
この船ができているのか

和船の船の構造を
目の当たりできること自体に
感動していた

「ほほぉ~
そうじゃよ
船釘だけでは船をつなげられないもんじゃな」

「じゃぁ~どうするんですか」

「これじゃよ」

親方は柱の横にある
樽の中から
刀のような
工具を取り出した

刀のつばような出っ張り
長く反り返った棒
鋭利な刃物がついた先端

まさに見た目は
日本刀…

その名も
つばのみ
というらしい

「まず
このつばのみで
溝を掘るわけじゃ
そして
船釘を合わせて
あとは小気味良く」


ココンコンコン
コココココン



「はぁ~
そうやって
板と板を
つなぐわけですね
すると
この間にまきはだが
つめられるんですか?」

~まきはだ(まいはだ)~

ヒノキ(?)や木の樹皮を
乾燥させて
特性の油をしみこませたもの

これを
木と木の間につめて
船を海に浮かべると

まきはだが
水分を吸収して
膨れ上がって
ぴったり隙間を埋めてくれる
1滴の水も逃さない
水密の船ができるわけです

ウソップも
ゴーイングメリー号の
補修に使っていた
縄みたいなもののこと

でも…

「ほほほぉ~
まきはだとな
あんなのは
下手くそな船大工が
使うもんじゃ」

なにぃ~
まきはだ
完全否定??


じゃ
どうやって
昔の日和船職人は
船の水密を保ったんだ?

疑問が
とどまるようなことは
なさそうだ



つづく…

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