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rule of seas

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第192話 『ぎぃ~こ、ぎぃ~こ』
お客さんは
僕と
品のいい女性
の2人 だけ

オレンジの
ライジャケを背負って
和船に乗る

なかなかの
揺れ心地…


「じゃ
いきますよ」

船頭さんが
乗り込んだ

20100804112744.jpg


いざ

江戸前櫓漕ぎ川下り

しゅっぱぁ~つ


真夏の木陰に涼みながら

日に焼けた船頭さんの
ゆっくりとした
櫓の動きに揺り揺られ
船もリズムに合わせて
首を振っている

20100804113614.jpg


反対側から
同じような
和船がやってきた

なんて
ゆったりとした時間なんだろう

さっきまでの
商談の嵐がうそのよう

このまま
ずぅ~っと
揺られていたい


にしても…


「けっこう
スピード
でるもんですね」


「ちょっとしたコツは
いるけど
簡単なもんさ
やってみる?」

「えぇ~
いいんですか??」

言ってみるもんだ…

「じゃ
帰りにでも
漕いでもらおうか」


どこだ
折り返し地点ゎ~


そうこうすると
少し川幅の広いところに出た

船頭さんは器用に
方向転換して

「じゃ、
お客さんここにきて」

きたきたぁ~
おいらの出番かぁ~

「うぉっとっと…」

微妙な体重移動だけで
結構揺れる…


大丈夫か?
俺…??


「じゃ
まずへさきのほうにある足を
内側に
トモ側にある足を
外に出して…」

「こうっすか?」

「そっ
ちょうど支点になっているところが
外れないように
ゆっくり
手前に引いて」


船が左に向いた


「そしたら
手を返して
ゆっくり押して」


船が右を向く



「これを
流れるように
動かすだけだよ」


ぎぃ~こ
ぎぃ~こ

右に振れ
左に振れ

船が進んでいく

僕の力だけで
船が進んでいくぅ~


くぉ~~~


たまらん


「じゃ
橋の右側を通ろうか」


押す力を
ぐぅ~っと
深めに
引く力を
かるぅ~く
水を切るようにする


船は徐々に
右に寄ってきた

「ほぉ~
うまいじゃないか
じゃ、このまま
桟橋まで行ってもらおうか」

ぎぃ~こ
ぎぃ~こ

櫓の音も
船も
いいリズム

桟橋が見えてきた



「なかなか
筋がいいねぇ~
せっかくだから
方向転換してみようか
あそこの石を一回りしてみようか」



「ど、どうすればいいんすか」

「なぁ~に
さっき右に行った時と
おなじさ
さっきより力いっぱい
水をかけば大丈夫
まず右から入って
左回りで回ってごらん」

右によって…


ここだぁ


ぐぅ~っと
深く櫓を立てて
手前へ引く



船が左に向いた

「その調子
石にぶつからないように
力を加減して」


リズムを狂わさないように

ぎぃ~こ
ぎぃ~こ

桟橋にいる
和船友の会の人も
見ている

「あともうちょいだ」

ぎぃ~こ
ぎぃ~こ


ぬけたぁ~

「ほぉ~
やるじゃないかぁ
ご苦労さん
あとは私が寄せるよ」


選手交代

桟橋につくと

「なかなかいい筋だ
あの石を初めて1人で
回りきれるなんて
そうそういないよ」

和船友の会の
人にも褒められた

いぇい


褒められたのも
うれしいけど

それ以上に
僕が
あの憧れの和船を
漕いだんだ


櫓のあの固い感触が
まだ残っている手を見つめて
ほくほくの僕でした



つづく…

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