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rule of seas

Author:rule of seas
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第248話 『チーム』
「お聞きしたいって
なんづすか?」

「ここの抵抗値が
低いのはどのようなわけですか?」

「初期の設定自体が
5Ωとなってるもんでよぉ」

「本当にこの低い値のままで
問題はないのですか?
ということですよ」

さすが
お役所さん

「いやぁ~…」

でんさんは
黒々したつるつる頭を
ぺたぺた叩きながら
まいったなぁ
的な顔をした

したり顔の監督

さすがのでんさん
もこの人にゃ
お手上げか?
と思ったそのとき

無造作に僕の横にある
船の図面や系統図など
が綴ってある
「完成図書」を
手にとって

さっと
問題になってるらしい
配線が載ってる
電気系統図を
開いた

「この装置に必要な電力が○○で
これを◇★$∇∂@♂…」


なにを召還する呪文なんだ

房州弁も入ってて
さっぱりわからん

「ということは
この装置をもう一つ増やす
ことは可能なんですか?」

こいつ通じてる

って
もう一つ増やす??

仕様書にないでしょ

ってことは
要は追加工事を
したいってことか

そのために
いろいろ試してたわけね

ようやく目論見が見えた


「そりゃ無理な話でよぉこの配電盤には26本の
線がでて空きはねぇ
今の段階で増設すっとしたら
ここを2つとってやんだが
そんな隙間はねぇ
しかも電力についても
このタイプの補機じゃ…」

とうとうと
でんさんの呪文は続く…

「…というわげで無理だ」


会議室に沈黙が流れる

まさに
非の打ち所がない
完璧すぎる答えだったようだ


房州弁丸出しの
この普通のおっさんの頭では
テレビとDVDレコーダーを
100台イッペンにつなげた
たとしても
こんがらがることは
ないらしい…


「以上で検査を終了します
ありがとうございました」

チーム房州弁の
完全勝利



いったん沖にでると
生活のすべてがそこにあり
「ここ曲がっちゃったけど
ま、いいっか」
とか
「海水かぶったから
電気が止まりました」
なんて手抜きや

一分のミス
一滴の水の侵入さえも
許されない
船の世界


一人一人は
どこにでもいる
房州弁丸出しの
おっちゃん

そんなおっちゃんが
一滴の水も通さないレベルの
超エキスパート

しかも
それぞれの専門分野を
最大限に活かし
一分の隙もなく
連携して
仕事をこなしてく


こんな
チームみたことない


朝田龍太郎も真っ青だ


「マニュアルにしたがって
対応するように」
とか
「おまえの換えなんて
五万といる」

なんて世界よりも


こんな
○○バカの集まり
が補い合う関係で
いいんだと思った


そんな人たちと
同じテープルに座ってる自分が
誇らしくもあり
情けなくも感じたのでした


つづく…
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