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rule of seas

Author:rule of seas
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第257話 『腕』
※デリケートな話ですが
ちゃんとふれておきたいところなので
書いています



「工場長
どうやったら
こんなにぎりぎりに
船を上げられるんですか?」


「ははは…
四苦八苦の末だよ」

工場長は
苦笑している

にしても
神業だ…


「うぅぅぅぅ~」

いきなりサイレンが
なりはじめた


上を見上げると
はるかかなたにある
ジブクレーンの操縦席に
電気がついている



~ジブクレーン~
うちのジブクレーンは
敷地内の2本の線路を
またぐように設置された
高さ30m??
の移動式の大きなクレーン


僕はちょうど
その線路のところにいたので
邪魔にならないように
脇へよけた


「かぁ~ん
かぁ~ん
かぁ~ん…」

鐘の音が鳴ると

線路に沿った
2本の足のような
車輪が
機関車のように動き出し
僕の頭上を
通り過ぎていく

ガタン
ゴトン


本当に
ガンダムが動いたとしたら
こんな感じなんだろう


ジブクレーンは
船の脇に
梯子付きの
架台を
設置するために
暗闇に
サーチライトを煌々と照らして
どんどん進んでいく


本船のほうは
というと
ようやく船尾が
海から上がり
かけてきた

岸壁との間は
きっちり3cm


先ほどの
ジブクレーンが
4階建ての
梯子架台を
持ってきた

「あいつ暗すぎて
見えてねぇ~んじゃねぇか?」

ぼやきながら
たけさんの
笛を頼り
たつさんが
ジブクレーンを
動かしている

ものの5分で
船との隙間
10cmも満たない脇に
架台が設置された

「おぉ~い
ちゃんとみえてんのか?」

「あ゛~
みえてんよぉ~」

「こっから壁まで
何mかわかってんのか?」

「9mだろ」

「なんだ
わかってんのか…」

コンビネーションもすごいが
この人たちは
本当にすごすぎる

「腕がある」
というけど
こういうことなんだ…

本当に
こんな人たちの中にいる
自分が幸せで
僕のいる
この会社、
仲間たちが
誇らしかった



もう大丈夫ですよ

こんな人たちに
直してもらえるんだから
君は
間違いなく
復帰できるよ


そして
苦しんでいる皆さん
もう少し待っていてください
僕の会社が
全力を挙げて
強力な助っ人を
直しています
すぐ直して
助けに行きますからね

そう
手を結び
空へ向かって
語りかけた


つづく…
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